会津工場様の特徴、強みを教えていただけますか。

鋳物業で、会津から世界を目指す、をスローガンとしています。他社との差別化を図っており、40年前から、「Hプロセス工法」を導入し、薄肉、高精度、量産できる鋳物をつくっています。
この工法は世界で唯一のものです。量産で採算ベースになるためには、6年の時間が必要でした
営業(活動)はどのようなやり方を行っていますか。
自動車関係部品の会合にできるだけ参加し、自社を覚えてもらうようにしています。会合のキーパーソンを食事に誘うこともあります。
自社の技術PRする場をつくり、「御社の問題に対して解決できます」と宿題をもらうことで、その場の関係で終わらせることのないようにしています。
展示会も東京ビックサイト、幕張メッセにも出展して、優れた技術をPRするようにしています。
人材育成に関して、心がけていることはありますか
失敗イコール成功だと思っています。何かにチェレンジした結果が成功か失敗かだけのこと。失敗した結果をもとに分析し、仮説を考え、次にトライすることが、成功への近道だと思います。
社員の人たちにもその話をしています。
弊社を利用しての感想を教えてください。
御社(㈱ヒロ・マネジメント)には管理職研修、次世代リーダー研修を行ってもらっています。社員は6ヶ月間の1回発表する場があるのでプレッシャーになっています。研修を通じて、いい緊張感、いい刺激をもらっていると思います。
若手社員と日常会話をする機会が少ないので、一人ひとりの考えを聞いて、発見があります。私自身の勉強の場にもなっています。

鈴木社長は地元の名士でもあり、(株)会津工場の経営以外にも、湯ら里【公式】季の郷 湯ら里の経営にも携わっており、忙しい日々をおくっていらっしゃいます。会津の良さを世界に発信するという姿勢には大いに刺激を受けます。