
御社の特徴、強みを教えていただけますか。
日本で最初の油圧シリンダーメーカー。「金型向け油圧シリンダー」および「重工業向けロータリージョイント」の2分野において業界ニッチトップシェアを有します。
2013年経済産業省 グローバルニッチトップ100社に選ばれています。タイ・中国・インドに現地法人を有し、グローバルの市場成長を取り込む方針です。
また、環境配慮型電動油圧シリンダーe-Zeroを開発し、新事業の柱に育成中です。
人材育成に関して、心がけていることはありますか。
各部により育成方法は異なりますが、多品種少量受注生産が受注の大半を占める為、あくまで
「顧客満足重視」、「品質重視」、「ハードを核としたサービス業」、「如何に柔軟な対応をするか」を全社員が背骨としています。
業務ごとにスキルマップを作成し、毎年スキルマップを充足する目標計画を立てています。
新人時代を終えた後、年功序列に拘らず、テーマごとに(株)ヒロ・マネジメントの介入を受け能力開発を行っています。
(株)ヒロ・マネジメントを利用しての最初の感想はどうですか。
社員に「自責・他責」を教える前に、まずは経営陣からと考え、9年前にとある経営者仲間からの紹介で役員部長研修を行いました。
緊張感のあるとても有意義な研修で、「課題の捉え方、課題とは何か?」という基礎的な物事の考え方を会社の上層部から指導していただきました。
以降、毎年最低でも2回は階層を変え、ご指導をいただいています。
(株)ヒロ・マネジメントを利用しての感想はどうですか。
古参の経営陣から一般社員まで、毎日顔を合わせる社員に対しては、お互いに今迄の関係性もあり遠慮が生じます。その意味で、田中先生という「中立で世間の経営陣・社員を余多知る第三者」の介入は、時に鋭く胸に刺さります。
パワハラが怖くて厳しく言い辛いご時世にあって、田中先生にビシッと指摘してもらうのは非常に有効です。
厳しい反面、社員の相談にも親身に乗ることで社員からの信頼もあり、世の中には色々なコンサル業がありますが、田中先生の様な第三者介入は、組織への刺激と能力開発において、非常に有用であると痛感します。
私が考える、(株)ヒロ・マネジメントの特徴としては、以下の通りです。
1. 組織が抱える課題やテーマに合わせた完全オーダーメイドな研修レジメ作成
2. 講義形式、ケースステディ討論、またはKJ法を用いた完全参加型の討論などあらゆる適した形で対応。
3. 研修当日前に、幾度か対面やオンライン形式にてレジメや内容の事前討議にて研修効果を向上。
4. 全研修生の提出課題に対し、一つ一つ丁寧に赤入れをしていただける。時に研修生と1on1面談も。
5. 事前事後の打合せには別途請求無し。これもありがたいです。

野村社長は、攻めにも守りも強い、日本の中小企業を代表する経営者のおひとりです。グローバルな視野を持ち、とくに‟胆力“と‟実践力”に優れていらっしゃいます。その視座の高さで、NHK(ニュース等)にも頻繁に出演され、示唆に富むコメントをされています。今後も中小企業のリーダーとして、その言動は大いに注目されています。