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日本の製造業は、少子高齢化という構造的な課題に直面しています。
現場の技術継承と人材確保は、産業の持続可能性を左右する重要なテーマであり、今後の成長と競争力の維持に欠かせない要素です。
当社は、この課題に真正面から向き合い、製造業の未来を支える人材育成と雇用の仕組みの構築に取り組んでいます。
当社は、経験問わず、現場で技術を習得しながら成長できる環境を整え、多様性と包摂性のある社会の実現を目指しています。また、地域と連携し外国人材の受け入れを積極的に進めることで、地域社会の活性化にも貢献。企業・人材・地域をつなぐ持続可能な雇用モデルを築いています。
ものづくりの未来をともに創る仲間を育てることで、社会全体に新たな価値を生み出し、製造業を次のステージへと進める力になります。

当社は、2025年7月1日より「BREXA」グループとして一歩を踏み出しました。
このブランド名は、境界を壊し(Break)、人々の能力(Ability)を拡張(Expand)していく、という意味を込めており、〝すべての「はたらく」に境界をなくし、より多くの人に、より多くの可能性を”というパーパスを掲げて事業を展開しています。
このパーパスには、既存の枠組みにとらわれず、個人と組織の可能性を最大限に引き出すという強い思いが込められています。持続可能な社会の実現に貢献するためには、社員一人ひとりが成長し続けることが不可欠であり、企業として、成長の機会と環境を提供することが重要であると考えています。
BREXAグループでは、パーパスを体現する人材の育成を重要課題の一つと位置づけ、当社の VALUESを軸に、目指す社員像を定義しています。

常時、自分ゴト。
自分に関係ないことなんて〝無い〟。
自分ならどうする、と常に考えて行動しよう。

全挑戦、賞賛。
挑戦の大小を問わず、讃え合おう。
失敗を恐れなくていい。

最速で、やり抜こう。
スピードを緩めなくていい。
社会や人のためになるなら、いち早くやり抜こう。

境界なき、連携。
一人で解決する必要はない。
社内外の境界はないものとして、より大きな価値を生み出そう。

誇れる、振る舞い。
ルールを守るのは当然のこと。
誰にでも誇れる振る舞いを、当たり前に。

当社は今後も人材育成に注力し、社員一人ひとりの成長を通じて、社会に対してより大きな価値を提供してまいります。

2021年より、製造系事業部門において部長職級向け研修を教育体系に組み込み、現在も継続して実施いただいております。
これまでこの職級に対する体系的な研修は存在しておらず、本取り組みはそのギャップを埋める重要な施策となっています。
一般的に外部講師による研修は、OFF-JTとしてスポット的に活用されるケースが多いですが、田中先生の研修は年間計画に基づき、OJT領域にまで踏み込んだ個別支援を含む、実効性の高い内容だと思っております。
特に、当方からのリクエストである、
「インプットをアウトプットにつなげる」
「研修だけで終わらせない」
という点に対しても、しっかりと応えていただいており、実践的な学びへの定着に繋がっております。
受講者からの声として、研修を通じて、以下のようなポジティブな声が寄せられています。
・他部署の考え方や課題を知り、広い視野で物事を考えるようになった。
・リーダーとして部下に求めていることが、自分自身では実践できていないことに気づいた。
・グループ会社間での連携が進み、情報共有や営業面でのシナジーが生まれた。
一方で、
・「宿題が大変だった」
という声も共通で挙がっています。
これは受講者だけでなく、先生・事務局も同様であり、休日返上で赤ペン先生となってフィードバックを行うなど、まさに田中先生が常々仰っている「伴走型」の研修を、私自身も体験することとなりました。
今後も、より実効性の高い研修となるよう、関係者の皆様と連携しながら進めてまいります。

(写真:戦略本部キャリア開発部 部長 田澤 正樹様)

田澤部長は、その豊富な経験から、人材サービス業界に精通しておられます。
研修事業にも造詣が深く、社員のスキルアップ支援に日々努力なさっています。
私の研修にも常時オブザーバーとして参加していただき、受講生に対して鋭いコメントをしていただいております。